映画「鬼滅の刃」メチャクチャおもしろかったです。
後半は、大人でもグッシグシに泣けます。
絶対見て欲しい映画です。
映画も素晴らしかったのですが、
秀逸なマーケティングの現場に触れたので
お伝えしようと思います。
私と娘2人で、ショッピングモールの映画館で
鬼滅の刃を鑑賞したのですが、
そこで、秀逸なマーケティングが展開されていました。
それはどんなかと言いますと
①映画チケットの半券でモール内の
ゲームセンターで抽選会に参加できる
↓
②抽選に当選すると鬼滅グッズがもらえる
ハズレでもクレーンゲーム1回無料券がもらえる
※他の業種とコラボすることを「ジョイントベンチャー」と言います。
えっそれだけ!?と思うかもしれませんが、
これがなかなか緻密に計算されています。
まず、
鬼滅の刃を見る客層「子ども連れの親子」
・映画館入口に「半券でゲームセンター鬼滅抽選会」の告知
・その告知を見て子どもはめっちゃ反応する
・映画終了後ダッシュでゲームセンターへ
・ゲームセンターには抽選待ちの行列
・アタリ →鬼滅グッズ
ハズレ →クレーンゲーム1回無料券
・ハズレました →クレーンゲームへ
※クレーンゲームは追加1回券となり、必ず先にお金を入れる仕組み!
・100円入れる、追加1回で合計2回分やる
・クレーンで景品とれない、、、悔しくて追加投資
そのループ!!! 結局3,000円くらい使いました。。。
※しかも、クレーンゲームの景品は鬼滅グッズ増量!
ポイントは「導線」の素晴らしさ!
ゲーム機選び、とまずお金を入れてもらうルール設計、
クレーンゲームにすることで、悔しい、もう1回を誘える
鬼滅を観た客を意識してグッズを増量で、
ゲームの待ち時間を減らし、売上スピードもアップ!
ゲームセンターと映画館はごった返していました!
見事なマーケティング戦術だと感動しました。
私はこれを「ザ・ピタゴラスイッチマーケティング」と命名します(笑)